理事長所信

一般社団法人枚方青年会議所
2026年度 理事長所信

第66代理事⻑ 井上 杜宏

第66代理事⻑
井上 杜宏

『PRIDE in ACTION』
〜変わったのではなく、変えたと誇れる未来へ〜

【はじめに】

入会当時、生業に対する知識が乏しく、人脈や思想、価値観をもたず、学歴もないに等しく、身近に同じ志をもつ仲間も居なく、ただ手探りで自分の生き方を模索する日々でした。目の前の仕事をこなすだけで、夢も目標も見い出せず、混沌とした不安と孤独を抱えていたことを今でも鮮明に覚えています。そんな私にとって、2018年の一般社団法人枚方青年会議所との出会いは人生の大きな転機となりました。大げさかもしれませんが、社会の中で初めて尊敬できる大人たちと出会い、交流を重ねる中で自分も社会の一員なのだという自覚が生まれました。何よりの収穫は自分の言葉や行動が仲間の役に立ち、地域に影響を与えられるという実感をもてたことです。そして、そんな仲間たち、先輩たちの存在が私にとっての人生の指標となり、少しずつ「自分の在り方」を定義できるようになっていきました。
もし、私に初めから強い信念や変革を起こす勇気があったなら、青年会議所の存在を必要としなかったかもしれない。しかし、私は誰かの背中を見て学び、支えられ機会を得ることで行動に移せる人間です。日本にはバイタリティ溢れる青年が多くいますが、自らの指標や手法を得る手段が少ないのが現状です。そのため、今を生きる多くの若者が同じ課題を抱えていると考えます。青年会議所はそうした青年にこそ機会を与え、自らの可能性を最大限に引き出す唯一無二の場所であると私は確信しました。
今こそ、JC運動の価値を高め、メンバーがプライドをもって活動を遂行することが青年会議所の維持・発展に必要だと考えます。本来、人間は本能として承認されるために行動を起こし、種として人類は繁栄してきました。青年会議所に置き換えても同じことが言えます。戦後、数ある団体の中で青年会議所は国連と協同し世界から承認される民間団体として先輩たちが地位を築いてこられました。先輩たちは誰にも見られず、称賛されることなく、承認されることなくこの偉業を成し遂げられたでしょうか?私はそうは思えません。活動が地域に認められ、それを通じ仲間と認め合い、自分たちの運動が地域をたしかに変えたと誇りに思えたからこそ日本全域に青年会議所があると解釈しています。枚方青年会議所の課題はたくさんあり、事業の参加率、会員の退会者数、会員の資質、他にもたくさんの課題があるが全てに通ずる要因は青年会議所の認知度に起因するでしょう。人からの目があってこそ格好よく、優しく・正しい行動になり、運動の価値を高め、活動を通じての称賛や承認を糧にし、更なるプライドをもってリーダーシップを発揮し、社会の発展に寄与できる人財が増えることで、自然発生的に組織の課題は、解決へと向かうでしょう。三信条である、「奉仕」・「修練」・「友情」を見失うことなく運動を展開し続ければ、青年会議所は、マイナス的社会課題を一掃し、プラス的社会課題のみに取り組め、より明るく豊かな社会を創造できると確信しております。

【魅せる会員拡大運動】

会員拡大運動は、青年会議所にとって永遠のテーマであり、最も本質的な運動の一つです。なぜなら、私たちの運動は「人」によってはじまり、「人」によって育まれ、「人」によって未来へとつながっていくからです。会員数の増減は単なる数字ではなく、運動の「熱量」や「信頼度」を映す鏡であり、その動向は青年会議所全体の活力に直結します。
現在、枚方青年会議所においても、会員数の不安定さ、事業への参加率の低さ、会員の資質といった課題が顕在化しています。これらは表面的には個々のモチベーションや時間の制約に見えるかもしれませんが、本質的な原因は「青年会議所に所属することの価値」が正しく伝わっていないことにあると私は考えます。
では、どうすればよいのか。それは、「誇り」を感じられる環境をつくることです。人は、誇りをもてる場所に自然と集まります。そして、誇りをもって行動する姿は必ず誰かの目に留まり、心に届きます。「自分もあのように輝きたい」と思わせる行動こそ、拡大運動における最も力強いメッセージなのです。私たちがまず取り組むべきは、「入ってよかった」と感じられる場の提供です。価値ある事業、仲間とのつながり、地域からの信頼を実感できる機会を積み重ねることで、会員は誇りをもってJC活動に参加し、その行動が地域にポジティブな影響を与えていきます。やがてそれが憧れとなり、「あの人のようになりたい」「あの組織に入りたい」と思ってもらえる連鎖が生まれます。
自らの価値に誇りをもち、より一層JCを「魅せていく」ことを恐れず伝播し続ける。それが、未来の仲間を呼び込む最初の一歩になると確信しています。

【枚方青年会議所に入ってよかったと真に思える友情の創出】

枚方青年会議所が抱える大きな課題のひとつに、事業への参加率の低さがあります。
各事業において参加率が50%を下回る状況が続いており、これは組織の活力・魅力を低下させる大きな要因です。その根本的な原因は、メンバー間の絆の希薄さに起因すると考えられます。メンバー同士が互いを深く理解し、信頼し合う関係性を築くことができていなければ、事業への主体的な関わりが生まれにくくなります。この課題を解決するためには、深いコミュニケーションが生まれる機会を増やし、例会や事業はもちろん、枚方青年会議所が出向する地域の事業にも積極的に動員し、会員の役割や目的を明確にし、自らの意志で参画できるような仕組みを構築することが必要です。「やらされている」という感覚ではなく、「自分の成長や夢の実現につながっている」と感じられる事業構築が、参加意欲の向上につながるのです。
さらに、青年会議所の会員の半数が入会3年未満である中、若手会員の定着と成長には参画意識の向上が不可欠です。そのためには、教育体制の充実に加え、企業や家族と連携した活動が重要となります。JC活動が仕事や家庭によい影響を与える仕組みを構築し、周囲の理解と応援を得ることで、会員の活動継続意欲を高めることができます。「JCをやっていてよかった」と実感できる体験を提供し、会員益を最大化することが、持続可能な組織の発展には欠かせないものであると考えます。
このようにして、メンバーが心から誇りをもてる青年会議所を創り上げることが、組織の活性化、事業参加率の向上、そして持続可能な組織の発展につながると確信しています。

【地域と協働し誇れる枚方の創造】

青年会議所の強みを活かす。このことを考えたとき、同じ志をもった青年経済人の集いであり、行政・民間団体・地域企業との強いつながりがあるという特性に着目するべきです。 その特性を最大限に活かすには何に取り組むべきであるか。2021年の「持続可能なまちを創造するための事業」は日本青年会議所のアワードを受賞し、昨年から日本青年会議所の運動として取り上げられ、まさに持続可能な事業を生み出した枚方青年会議所メンバーとしてとても誇らしく感じております。 地域社会の課題を解決に導き、持続可能で、青年会議所の強みを発揮できる運動。私はふるさと納税の課題に取り組むべきと考えます。ふるさと納税制度は、都市と地方の財源格差を是正し、地域が自らの魅力を発信し、外部からの資金を呼び込むことで活性化を図ることを目的に創設された制度です。制度開始から19年が経過し、全国では数多くの自治体が創意工夫を凝らし、確かな成果を上げています。 しかしながら、枚方市や半都市部において、ふるさと納税の課題は山積みです。都市と地方の中間的な特性ゆえに、地域の魅力が明確に打ち出しにくいことや、都市に近く利便性は高い一方で、農村的な「ふるさと感」や観光地としてのインパクトが少なく、寄附者の共感や応援意識を得にくい傾向があり、さらに、返礼品として訴求力のある特産品が少なく、地元事業者の開発力や行政との連携不足が、魅力ある商品開発の妨げになっていると考えます。 こうした現状を、私たち枚方青年会議所は今まで培ってきた経験や能力、つながりを活かして課題解決へと導くことが出来ると確信しております。そして、この取り組みにおいて、行政や民間企業とさらに強固な関係を築きながら、持続可能で効果的なモデルケースを創造することで、枚方青年会議所から全国の青年会議所への伝播を目指し、地域、延いては日本の明るく豊かな未来の実現に向けて邁進してまいります。

【誇らしい広報】

青年会議所の価値は英知・勇気・情熱を具現化した「運動」にあります。しかし、どれだけ素晴らしい運動を起こしても、それが社会や会員自身に伝わらなければ、効果は限定的です。今、枚方青年会議所に於いて最も重要な課題の一つは「広報」であると私は考えます。広報は運動の入口であり、出口であります。入口が詰まれば、まだ見ぬ同志や地域に想いが届かず、運動の拡大にならない。また、出口が詰まれば、私たちの運動が外部に伝わらず、その価値や影響力が発揮されない。広報を通じてJC運動の価値が社会へ伝播し、会員が日々行動する中で求める承認・達成感は誇りに変換され、次のさらなる行動の原動力となります。
広報戦略の正解は企業や団体がある一定の成果を上げたものとするならば、目的の明確化・ターゲット設定・媒体の選定・継続・一貫性そして改善の6つの要素に集約でき、これに青年会議所の特徴を加味し広報戦略を組む必要があります。単年度制という制度上、SNSや広報活動に一貫性をもたせづらく、情報の質や方向性にばらつきが見られます。そのため、過去の活動の積み重ねが見えづらく、青年会議所の魅力や価値が効果的に発信されていないのが現状です。この状況を打破することが、メンバーのモチベーション維持や、JC活動に対する誇りにつながるのではないでしょうか。
2026年度、枚方青年会議所の広報を“戦略的な運動の一部”と位置づけます。単なる情報発信ではなく、私たちの全ての集いを「見える化」し、社会的評価につなげ、メンバーが自らの活動に自信と誇りをもてる仕組みを構築します。そのためには、外部へのアプローチと内部へのフィードバックの両輪が必要です。見せる広報から、魅せる広報へ。そして、会員一人ひとりが自分自身の成長と地域の発展を実感できる「誇りの可視化」を目指します。まちを変える前に、まず自分たちが変わる。誇りをもって行動し、その行動をより効果的に発信することで、次世代のリーダーを生み、JC運動の力は倍増し、地域社会の発展につながると確信します。枚方青年会議所の“底力”を魅せていきましょう。

【枚方青年会議所が果たすべき世界的役割】

本年、台湾彰化國際青年商會は創立60周年という記念すべき節目を迎えられます。一般社団法人枚方青年会議所と台湾彰化國際青年商會は、1967年の姉妹締結以来59年に亘り、言葉や文化の違いを越え、真の友情と信頼を紡いでまいりました。この国境を越えた絆は、青年会議所の根幹にある「恒久的世界平和の実現」という共通の目的のもとに築かれてきた、誇るべき歴史であります。私たちが日々生活を送る地域においては、国際問題や紛争は遠い世界の出来事のように感じられるかもしれません。しかし、世界では今もなお、戦争や対立によって多くの犠牲が生まれ、人々が自由に交流できない現実があります。そうした中で、枚方JCと彰化JCが59年間、友情と信頼のもとに交流を続けてこられたことは、世界平和の実現に向けた一歩であり、人と人とが心でつながることの尊さを示す実例であると確信しています。
この姉妹関係を未来へと継承していくためには、形式的な交流ではなく、異文化理解の重要性をメンバー一人ひとりが深く認識し、心からの関わりをもつことが不可欠です。実際に交流を通じて得られる経験は、言葉や文化を越ええた感動と学びに満ちています。青年会議所という組織だからこそ、国境や肩書きを越ええ、同じ志をもった仲間としてつながることができ、その経験がリーダーとしての視野を広げ、世界の中での日本、そして自分自身の在り方を問い直すきっかけとなるでしょう。ただ情勢に流され変わるのではなく、積極的に行動し、未来を変える存在であるという自覚こそが、青年会議所の運動の本質であり、我々の誇りです。変化を恐れず、交流に臆さず、行動を通して友情を育み、世界に誇れる価値ある未来を私たち自身の手で創ってまいります。また、今後はASPACや世界会議など、グローバルな場への積極的な参加を推進し、現地の文化・歴史・価値観に直接触れることで、よりリアルな国際理解を進めてまいります。その一つひとつの積み重ねが、枚方青年会議所としての国際的責任を果たすことであり、延いては恒久的世界平和の実現に寄与するものと信じてやみません。 そして、心と心がつながる真の国際交流を通じて、青年会議所が果たすべき世界的役割を、枚方から力強く発信してまいります。

【友好関係が生み出す価値】

本年、我々の友好JCである一般社団法人中村青年会議所は、創立70周年という記念すべき節目を迎えられます。そして、枚方青年会議所と中村青年会議所が友好締結を結んでから54年、永きに亘り先輩諸氏が紡いでこられた友情の歴史に、深い感謝と敬意を表するとともに、我々現役世代がその意思を受け継ぎ、さらなる深化へと導いていく責務があると強く感じております。これからの友好関係の継続と発展には、両青年会議所がともに新たな価値を創造し、地域にとって意義ある成果を実らせることが重要です。そのためには、枚方市と旧中村市がこれまで培ってきた交流資源や両市それぞれの特性を活かし、ともに地域課題に向き合い、連携して取り組むことが求められます。協働を通じて絆はより一層深まり、枚方市の都市機能と旧中村市の自然・文化的資源が融合することで、次世代を担う若者たちの視野を広げ、郷土への愛着を育む大きな契機となるはずです。
また、京都会議やASPAC、全国大会など青年会議所が開催する各種大会への相互参加を積極的に促進し、両青年会議所メンバー間の交流を深めることで、中村青年会議所との交流事業への参加動機につながり、できる限り多くのメンバーが中村の地を訪れ、その地域の歴史・伝統・文化、などの地域の魅力に触れることで、表面的な交流にとどまらない、より深い相互理解と友情が育まれることでしょう。 我々は、先輩たちが築いてこられたこの尊い友好関係を、単なる形式的な交流で終わらせてはなりません。その価値を再定義し、未来に向けて地域のために真に必要とされる事業をともに創り上げることが、次の50年、100年へと続く真の友好の形だと考えています。 今こそ、歴史と伝統に立脚しながらも、未来志向の事業を通じて、両市の発展を掲げ、邁進してまいります。

【枚方の活気、にぎわいの創出】

今、地域の魅力を高め、人々の交流を促す「にぎわいの創出」は、まちの活力と持続可能性を左右する極めて重要な要素です。特に少子高齢化や地域経済の変化、生活様式の多様化が進む中で、まちに“ひとが集う理由”を再構築しなければなりません。にぎわいは単なるイベントの集客ではなく、地域の文化・歴史・伝統を再認識し、世代や属性を越えた市民同士のつながりを育む力をもっています。枚方市においても、市民が誇りをもち、積極的にまちに関わりたくなるような「魅力あるまちづくり」が一層求められています。多様な地域資源を活かしながら、産・学・官・民が協働し、持続可能な形で交流と活性化を図る仕組みづくりが必要です。そして、役割を担うのが「枚方フェスティバル協議会」と考えます。
枚方フェスティバル協議会は、設立当初より「発信しよう わがまちの誇り!」という理念のもと、多くの参画団体とともに枚方市の歴史・文化・伝統を継承し、世代を越えた住民の交流を促す場として成長してまいりました。設立10周年時には「定着の10年から発信の10年」として新たな方針が掲げられ、まちの魅力を広く発信する役割を担う協議会へと発展を遂げています。 枚方青年会議所は枚方フェスティバル協議会の事務局を担います。現在20周年という節目を越え、今一度、参画団体とともにその歩みを振り返り、理念や新たな方針のもと、青年会議所らしい発想力と行動力を示し、枚方フェスティバル協議会を時代に即したより強固な組織へと進化させる必要があります。近年では、広報手段の多様化に伴い、若年層への発信が難しく、組織の属人的な運営体制や財源の不安定、ボランティア確保など、多くの課題に直面しています。さらには気候変動や災害といった社会変化にも柔軟に対応していかなければなりません。こうした転換点において求められるのは「変わった」ではなく「自らの手で変えること」です。
私たち枚方青年会議所が今まで培った能力を遺憾なく発揮し、枚方フェスティバル協議会に青年らしい視点を取り入れ、さらに有意義な組織へと進化するとともに、多種多様な広報手段を取り入れた魅力的な発信にも力を入れてまいります。如何なる状況下でも産・学・官・民の連携により、多くの市民の笑顔とにぎわいを生み出し、地域のコミュニティが見える発信の場として育て、枚方青年会議所の「まちづくり・人づくり運動」としても一層活かして、まち全体と協働し、「変えた」と誇れる未来を創ってまいります。

【枚方まつりを通じて地域課題を解決へ導く】

青年会議所は、地域の課題を見つけ出し、持続可能な手法でその解決へ導くことを掲げる組織です。枚方まつりは1976年の開催以来、時代や地域の変化に応じて形を変えながら、今日まで受け継がれてきた市民まつりです。枚方まつりは、市民の笑顔を育み、世代を越えた交流の場を生み出し、枚方の文化・歴史・伝統を広く発信してきました。しかし今こそ私たちは原点に立ち返り、「なぜ私たちがこのまつりを担うのか」という問いに向き合うべきです。枚方には、かつてから変わらぬ課題が存在するのか。あるいは、新たな枚方の課題解決につなげるコンテンツとして活用するのか。今一度、私たちのまち枚方を深く見つめ直し、枚方まつりのもつ意義とその未来を再定義する必要があります。
青年会議所の本質は、地域の課題を発見し、持続可能な解決手法をもって社会に変革をもたらすことにあります。したがって、枚方まつりの実施においても、単なる恒例行事としてではなく、「まつりを通じて地域課題を解決する」という明確な目的意識をもつことが重要です。取り組むべきは、枚方市の現状を多角的に分析し、顕在化・潜在化している課題を洗い出すことです。高齢化、若者の地域離れ、地域経済の停滞、文化継承の希薄化など、課題は多岐にわたります。こうした課題に対し、枚方まつりという「共創の場」を活用し、地域のステークホルダーと連携することで、解決への糸口を見いだすことができます。そして何より重要なのは、その計画意図と地域への効能を、現役会員にしっかりと共有することです。枚方まつりを「まちづくり・人づくり運動」として再定義し、その意義を浸透させていくことが、青年会議所の責務であり、未来を担う若者たちに誇れる行動であると、私は確信しています。

【誰からも信頼される誇り高い組織運営】

「PRIDE in ACTION」を掲げ、誇れる枚方を創るために行動し、変えていくには、その一歩一歩を確実に支える強固で柔軟な組織基盤が必要です。その中核を担うのが、組織の屋台骨である総務であり、そして組織全体を律する「ガバナンス」の構築です。 総務は、理事会・総会などの重要な意思決定の場を整え、文書管理、情報発信、規律ある会務の運営などを通じて、LOM全体の信頼と秩序を守る役割を果たします。これらの機能が的確に果たされることで、会員が安心して運動に専念でき、青年会議所としての社会的信用が高まります。2026年度は、行動によって変化をもたらす一年です。しかし、その行動は、整備された体制と透明性のあるガバナンスがあって初めて、社会から信頼される「運動」として実を結びます。総務は単なる後方支援ではなく、的確なルール運用と記録管理を通じて、すべての活動の「正統性」を裏付ける存在です。
また、単年度制という特性の中で、継続性を保ち、未来の世代へと知見をつなぐことも総務の大切な使命です。慣例や仕組みにとらわれるのではなく、必要であれば大胆に見直し、時代に即した運営のあり方を提案することも、健全なガバナンスに不可欠です。 誰かのアクションを支え、組織全体の行動力を底上げする縁の下の力。それが、私たちが目指す総務の姿です。そして、透明性・継続性・説明責任を備えたガバナンス体制のもとで、メンバー一人ひとりが安心して挑戦し続けられる環境を築いてまいります。

【むすびに】

“誇り”とは、結果だけに宿るものではなく、見えないところで積み上げた努力、仲間と支え合いながら挑んだ経験、そして自分自身の限界に立ち向かいながら歩んだ日々。そのすべての行動の積み重ねにこそ、真の誇りがあるのです。 行動を誇りに変換し、その誇りを新たな行動へとつなげ、私たちはその一歩一歩に責任をもち、地域のため、そして次代を担う青年のために、確かな軌跡を残していきます。
変わることを願うだけでは、何も変わらない。私たちが変える。その意志が、誇れる未来を創る第一歩となります。
誇りある行動から、「変わったのではなく、変えた」と誇れる人生を。